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『トキワ荘青春日記』から見えてくる超豪華メンバーの素顔

公開日: : 最終更新日:2016/05/19 漫画

トキワ荘メンバーの青春

図書館で借りた『トキワ荘青春日記』を読みました。

この本は若き日の藤子不二雄Ⓐが綴っていた日記ですが、非常に価値のある記録としてだいぶ前に書籍化されていたようです。

そもそも読み物として書かれていないのでわかりにくい点もありました。

しかしそれを補って余りあるのはやはり、漫画が好きだという情熱です。

まだ何者でもない自分への不安や焦燥なども書かれてはいますが、悲観的にならずあくまでマイペースに、楽観的に日々が綴られているのが印象的でした。

そうしていられたのも一つ屋根の下、同じ境遇の仲間で集まって支えあったり切磋琢磨したり、何よりもその生活が楽しくて仕方がなかったからなのでしょう。

トキワ荘は「特別な才能を持った人間が集まっていた場所」、ではなく「夢を持った若者達が集まっていた場所」だったんだと思います。

映画を見たり、恋をしたり、野球をやったり、徹夜で騒いだり、そして大好きな漫画を描いたり。

どこにでもいる若者達が好きに一生懸命になってた時期、その到達点が偉大な漫画家であったというだけで、最初から彼らを神聖視して読むものではないかもしれません。

最初から特別な人間なんていなくて、一見くだらないような毎日が地続きで夢に繋がってるんだぁとしみじみ思ったのであります。

トキワ荘のメンバーには誰がいた?

手塚治虫(1953年初頭 – 1954年10月)

寺田ヒロオ(1953年12月31日 – 1957年6月20日):トキワ荘のリーダー的存在。代表作は『背番号0』、『暗闇五段』

藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄)(1954年10月30日 – 1961年10月):当初は二人で一室を借り、後に藤子・Fが別に一部屋を借りて移っている。

鈴木伸一(1955年9月2日 – 1956年6月1日):アニメ作家、監督としても活躍。代表作は『ぼくらマンガ家トキワ荘物語』。

森安なおや(1956年2月 – 1956年末):代表作は『赤い自転車』『烏城物語』。

石森章太郎(後に石ノ森章太郎と改名)(1956年5月4日 – 1961年末):代表作は『サイボーグ009』、『仮面ライダー』。

赤塚不二夫(1956年5月4日 – 1961年10月):代表作は『おそ松くん』、『ひみつのアッコちゃん』、『天才バカボン』、『もーれつア太郎』。

よこたとくお(1958年 – 1961年):代表作は『マーガレットちゃん』。学習漫画でも有名。

水野英子(1958年3月 – 1958年10月):代表作は『星のたてごと』、『白いトロイカ』、『ハニー・ハニーのすてきな冒険』、『ファイヤー!』

山内ジョージ(1960年9月 – 1962年3月):漫画家としてはトキワ荘最後の住人。絵本や広告デザインを手掛ける。

向さすけ(1981年 – 1982年):挿絵画家。

漫画の神様・手塚治虫が住んでいた期間は意外と短く、1961年くらいまでが活気があった時期だということがわかります。

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