【2016年春アニメ】迷家-マヨイガ-

迷家-マヨイガ-

スタッフ

監督：水島努
シリーズ構成：岡田磨里
キャラクターデザイン：井出直美
音楽：横山克
制作：ディオメディア

声優

光宗（みつむね）：酒井広大
真咲（まさき）：相坂優歌
颯人（はやと）：八代拓
こはるん：佐倉薫
ヴァルカナ：鈴木達央
リオン：五十嵐裕美

「SHIROBAKO」や「ガルパン」などオリジナル作品に定評のある水島監督と、「花咲くいろは」、「あの花」などでお馴染みの岡田磨里という超強力タッグによるオリジナルアニメ作品になります。

今最も勢いのある二人ということで期待が高まるところですが、一体どのような作品なのでしょうか。現在分かっている情報をまとめてみました。

あらすじ

興味本位で参加した胡散臭いバスツアーで合流した若き30人の男女。
ツアーの目的地は納鳴村（ななきむら）と呼ばれる存在が定かではない幻の村。
『納鳴村』では現世でのシガラミに縛られないユートピアの様な暮らしができる……
と都市伝説のように囁かれていた。
現実の世界に絶望している…退屈な日常を抜け出したい…人生をやり直したい…。

それぞれの思惑や心の傷を抱えた30人を乗せ、
バスは山奥深くへと導かれてゆく……。

そして30人が行き着いたのは、
朽ちつつも微かに生活の匂いが残る無人の集落だった。

30人につきつけられる『納鳴村』の真実とは？

（迷家-マヨイガ-公式サイトより）

ストーリーはやはりといいますか、若い男女を描いた群像劇になるようでそこにミステリー要素が入ってくるみたいですね。

とりわけ目を引く要素は30人の男女というところです。

群像劇とはいえ1クール2クールの作品で出てくる人数としてはかなり多いように思えます。

様々な人にスポットライトを当てて、色んな価値観や悩みを描くという群像劇の特徴からすれば自然と登場人物は多くなってくるし、近年では大所帯を描こうとした作品も増えてきています（デレマス、ユーフォ、shirobakoなど）。

ミステリーということなのでドロップアウトするのを前提としての30人なのか、全員を絡ませて話を進めていくのか、本作の見どころは30人の使い方になりそうですね。

原作

オリジナルストーリーということで原作があるわけではないのですが、迷い家といったら柳田國男の『遠野物語』が思い浮かびます。

迷い家とは東北地方に伝わる、山の中などに突如現れる幻の家のことです。

その家にたどり着いた人は富を得るとされていて、何でもいいのでその家の持ち物を持ち出すとよいとされているそうです。

幸福の渇望、退屈から脱却の象徴ともいえる都市伝説「迷い家」ですが、この作品のタイトルもここから来ていると思われます。

しかし迷い家は行けば誰でも幸せになれるわけではありません。

欲深い人間は何も得られないという昔話的なオチがあるのですが、この作品ではどのような困難が待ち構えているのでしょうか。

take

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