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敵VS敵の構図がワクワクする理由

公開日: : 最終更新日:2016/02/26 雑記

スポーツ漫画とかバトル漫画であるライバルVS敵、敵VS敵みたいな構図にワクワクしてしまうのは自分だけではないと思います。

ストーリーにその構図を入れてくる作品は珍しくはないですが、最近ではそのパターンや結末のバリエーションが増えてきてて面白いなと感じました。

そこで今回は、色んな形の敵VS敵の構図を考えていきます。

どちらが勝つかわからない

敵VS敵の構図にワクワクする一番の理由はこれだと思います。

どちらも主人公サイドじゃないから「結局はこっちが勝つよね」って予測がつかないことがポイントと言えます。

「ドラゴンボールZ」のザーボンVSベジータなんかはその典型で、悟空サイドは置いてけぼりでフリーザ軍第3勢力のベジータが戦っているという構図がよかったのです。

このようにドラゴンボールに限らず主役以外のキャラ同士の戦いをしっかり描いてる作品は人気が出ている気がします。

どちらが勝つかはわかる!?

ワクワクするポイントに「どちらが勝つか予測がつかない」と書きましたが、実際はけっこう予測できるんですよね。

例えば敵VS敵でも以前に主人公達と戦って敗れてるようなキャラ新しく出てきた謎の多いキャラだとだいたい後者が勝ちます。

他には不自然に出てきた子どもや動物を庇って形成逆転されたり、ケガをしてて一瞬動きが鈍って…なんかのパターンで、実力じゃない部分を絡ませることでどちらが勝つかがわかるときもあります。

こういうのって新キャラの強さを際立たせたいけど旧キャラの威厳も落としたくないって作者のエゴが見えてるようで自分はあまり好きな展開ではないんですが…。

後は、どちらかのキャラに急に回想とか過去シーンが入ったりしてパワーアップする、「パチンコ演出かよ」って思うようなやり方なんかもありますね。

こういうのはいっそボケに徹して片方がパワーアップしたらもう片方も回想いれて「あいつにもそんな過去が!?」的なツッコミを入れれば面白くなるんじゃないでしょうか(適当)。

応用ボケとして敵のパワーアップを見て慌ててこちらも回想シーンを挟むけどしょうもないシーンばっかり浮かんできちゃうみたいな…ちょっと話がズレたんで戻します。

近年の作品で描かれるイレギュラー

ジャンプで連載されていた「黒子のバスケ」や、マガジンで連載中の「ダイヤのエース」には敵VS敵でどちらが勝つかわかってしまうような構図が出てきます。

その構図は以前主人公チームに敗れたライバルVS不敵に現れた新しい敵でしたが話の流れ上、どちらが勝つかは予測できますよね。

でもここにこうして書いているのでわかると思いますが両作品、ここでは前者が勝つのです。

結果、次の試合では主人公チームと再戦という形になったわけですが、ここでの面白さは従来のかませ犬VS新キャラの役割が逆だったってところになります。

このように今まで新旧キャラの負けフラグとして機能してた敵VS敵の構図を逆手にとって新しい演出として再構築してる作品が近年増えてきているのです。

強さのインフレ

この敵VS敵が違った意図で使われるようになったので、結果としてバトル漫画での強さのインフレがなくなってきたと言えます。

それは、一度主人公に敗れたキャラも成長しているということで、新しいキャラがその負けたキャラの成長を描くために出てくるようになったとも言えます。

こうなってくると誰が強くてどっちが勝つかってのはいよいよわからなくなってくるので読者としてはワクワクしっぱなしなわけです。

    

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